◆ トマトの語源
一言に「トマト」といっても、奥が深い。
トマトは原産国南米ペルーから世界各地にわたり、その土地の天候や環境に合わせて品種改良が重ねられて、現在では8000種類以上の品種が存在すると言われています。今後も人々の嗜好に合わせて更に増えそうです。
トマトの語源は、中米・メキシコに栄えたアステカ文明の言葉であるアステカ語のZitomatoに由来すると言われています。
英名はTomato、仏名はTomate、独名はTomaten、中国名(漢字名)は蕃茄と書きます。
日本では、この中国名(漢字名)に習って「蕃茄(ばんか)」「唐柿(からがき)」と呼ばれていました。「蕃茄」とは、蕃(中国)の茄子(トマトはナス科なので)という意味ですね。
ナス科 トマト属 トマト種
学名「Lycopersicon esculentum 」(リコペルシコン エスクレンタル
)
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| 日本での別名 |
蕃茄(ばんか)、小金瓜(こがねうり)、唐柿(からがき)、赤茄子(あかなす)、珊瑚樹茄子(さんごじゅなす) |
| 中国 |
蕃茄、西紅柿、洋茄子 |
| イギリス、アメリカ |
tomato |
| フランス |
tomate |
| イタリア |
pomodoro |
◆ 「蕃茄」は昭和初期の味がする。
17世紀頃、オランダ人によって渡ってきたトマトは観賞用とされていました。当時トマトの独特のにおいが嫌われ、またトマトの果実は毒と考えられていて、しばらくは鑑賞用としてごく少量が栽培されていました。日本でトマトが食用に普及したのは、洋食屋が出現し、オムライスやチキンライスでトマトケチャップが使われるようになってからです。
いろいろとトマトの歴史を語るときりがありませんが、なぜ、竹村農園で育てられたトマトジュースに「蕃茄」という名前をつけたのか、、、
それは、栄養や鮮やかなトマト色にもニジミでている、その味に由来しています。
各種メディアでは、ここ最近「食の安全」が騒がれています。
これらは世の中が進歩する中で農業にも革新的な農業技術や体に害のない農薬が導入されはじめてからの事です。
これらは確かに生産性を向上させる為、野菜の味をより日本人の味覚にあうように品種改良されるなどより良い野菜を育てるためには欠かせません。
しかし、その反面、野菜本来の味を失いつつあるのも事実です。
現在、無農薬野菜・有機肥料栽培の野菜は高価なものとして市場に出回っていますが、これは野菜を育てる過程で非常に手間がかかり、天候に左右されたり害虫の被害を受けたり、形が整ったものをたくさん育てることが困難だからなのです。
でも、高価なものとして扱われる無農薬野菜・有機肥料栽培とは昔ながらの自然栽培そのものなのです。
竹村農園では、畑を始めた当初から自然栽培にこだわっていますので、味も昔の野菜のままです。そこから昔のトマトの呼び名である「蕃茄」という名前をつけました。
野菜本来の旨みが凝縮されたトマトジュース。それが「蕃茄」なのです。
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