トレハロースとは?
トレハロースとは?

人間をはじめとする生き物は水分がなくなると生き残れません。
しかし、昔から完全に干からびて死んだような状態でも水をごく少量加えただけで生きかえる生物の存在が知られていました。たとえば、砂漠に生息するイワヒバという植物は乾燥して何年たっても水さえ加えれば生きかえります。
近年になってこの不思議な「復活現象」には生物の細胞内にある糖が大きくかかわっているということがわかりました。その糖こそが「トレハロース」なのです。トレハロースが水に代わって細胞を守る働きをしているのではないかと云われています。
トレハロースには活性酸素を除去できる力があると考えられています。
トレハロースのちから
トレハロースは、保水力や低カロリーエネルギー分として有名です。分かりやすい話としては、干し椎茸を水に浸すと元の状態にもどったり、小さな蜂があんなに長時間飛べるのも、トレハロースの働きなのです。
そんなトレハロースが、最近では加齢臭を抑える力があることが確認されています。体の表面から出る汗のニオイを抑えたり、加齢臭の原因物質といわれるノネナールの生成を抑えたりすると言われています。
このノネナールは、中高年の皮脂に多く含まれるパルミトオレイン酸が分解されて発生し、これが服や身に着けているものに染みついて、加齢臭独特のニオイがするのです。
これを抑えてくれるのがトレハロースであり、最近では衣服の繊維にトレハロースを結合させ、付着した皮脂の分解とニオイを抑制できるようです。
トレハロースを含むもの

トレハロースは、食べ物ではキノコや酵母に多く含まれており、マッシュルームなどが防臭製品に利用されているのもこのトレハロースのちからによるものです。
また、酵母にも含まれているのも特徴で、トレハロースは腸内善玉菌の増加作用にも働きかけます。
有胞子性乳酸菌とともに、腸内環境を整えるのにも作用し、ニオイを元から抑えるデオドラントエチケットとしても、このトレハロースは欠かせない成分です。


