辻さんの人生観

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辻さんの人生観

私は、居たくない所には一時間だっていたくないんです。こういう生活が好きだからやっている。極端な話、好きなことしかやらない。
今はこういう自然に囲まれているのが好きだけどね、人間の考えは変わるから、これがずっとじゃないんですよ。今度は海。太陽が西に沈むのが見える岬の先端に住みたいですね。そこで農業と釣りがやりたい。

 

 

辻さんの作った靴箱
あらゆるものが手作りです。
昔、与論島に住んでいた時に、岬の先端に家を建てました。普通は台風から守るために島の中の方に石垣を作ってその中に家を建てるのですが、それでは景色がみえないでしょう。岬の家は当然台風で飛ばされますよ。でも、飛ばされたらまた建てりゃぁいいでしょう。
 
実は、南の島を一個買って、村を作って自給自足の共同生活をしてはどうかと思って探したのですが、さんご礁を破壊することになるから難しかったのです。価値観はそれぞれ違うから、都会に住んでいても、なんの仕事をしていても、それが好きならいいんですよ。要は何をやっていても完全燃焼することです。
私は都会に家を建てて30年間ローンを払い続けるのならば、そのお金でいろんな所に行った方が楽しいかなと思って、だから家は自分で建てるんです。農業をして、魚は銛で獲る。ものは古くなってもれるまで使う。重機は新しいものよりも、1970年代のものの方が高く売れるというのをご存知ですか?最近のは精巧だけれど壊れやすいんです。昔のものの方が構造がシンプルで壊れても自分で直せますから、ずっといいですよ。欧米では家も家具もなかなか新しいものに換えないで壊れるまで使い続けるでしょう。築100年なんて建物に住んでいる人もざらだし。それは単に使えるから使っているだけで、向こうの人にしてみれば古いものを大事にしているっていうよりも、単に買う必要がないってだけのことかもしれませんが、シンプルなのが一番ですね。
 
しかし、私も最近にもちょっとした変化があります。好きなことをして、好きな所に住んで、子供はその副産物であって、子供によって自分のその習慣が壊れることはないと思ってきましたが、子供ができて価値観が変わってきました。長く海外にいる人の多くは日本に帰りたいと言いますが、私もそう思いましたね。安い方(住みやすい方)に住みたいという基本原則は変わらないにしても。
 
今やりたいなぁと思うのは、過疎化した日当たりのよいところを見つけて、村作りをすることです。面接して共同生活が可能だと思った味のあるアーチスト、農業をする人、音楽をする人、みんなで自給自足の生活をしてはどうだろうかと考えています。最終的には自分たちにできる範囲内での青少年の育成を目的としたものですよ。
 
 
 
 
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